起業1年目でメディア露出100回達成!私のブランディング全記録

起業1年目でメディア露出100回達成!私のブランディング全記録

起業したばかりの会社や個人事業主にとって、メディア露出は信頼性の構築とブランド認知度向上に欠かせない要素です。しかし「お金がかかる」「コネクションがないと難しい」と諦めていませんか?実は私も全くの未経験から始め、起業初年度で100回のメディア掲載を実現しました。それも広告費ゼロで。

この記事では、テレビ、雑誌、ラジオなど様々なメディアに取り上げられた具体的な方法と、90%超という驚異的な掲載率を達成した企画書の作り方をすべて公開します。メディア戦略に悩むスタートアップ経営者や、自社PRを強化したい事業主の方々に、即実践できるノウハウをお伝えします。

「人脈ゼロからどうやってメディアにアプローチしたのか」「断られ続けても諦めなかった理由」「費用をかけずに露出を増やす3つの秘訣」など、私の1年間の軌跡と成功事例をぜひ参考にしてください。ブランディングの第一歩を踏み出すきっかけになれば幸いです。

1. 未経験から始める「メディア戦略」- 露出100回の裏側にあった3つの仕掛け

起業したての頃、メディア露出なんて雲の上の世界に思えました。広告費もコネもない状態からスタートし、それでも1年で100回ものメディア掲載を実現できたのは、ある3つの仕掛けがあったからです。

最初の仕掛けは「ニュースバリューの創出」です。単なる商品紹介ではなく、社会的意義や時流に乗ったストーリーを徹底的に磨きました。例えば、環境問題に対する独自の取り組みや、コロナ禍で生まれた新しいビジネスモデルなど、メディアが取り上げたくなる「話題性」を意識的に作り出したのです。日経新聞に初めて掲載された時は、環境配慮型の新素材開発について、数字とビジョンを明確に伝えることで関心を引くことができました。

2つ目の仕掛けは「プレスリリースのシステム化」です。多くの起業家は不定期にプレスリリースを出しますが、私は毎月1回以上、徹底して発信し続けました。CisionやPR TIMESなどの配信サービスを使いつつ、各媒体の担当者に直接メールでアプローチする二段構えの戦略です。さらに、リリース文には必ず「3つのポイント」と「具体的なビジュアル」を含め、編集者が記事化しやすい形式を心がけました。

3つ目の決定的な仕掛けは「関係構築の継続性」です。一度取り上げてもらった記者との関係を大切にし、定期的な情報提供や感謝の気持ちを伝え続けました。特に効果的だったのは、記者会見ではなく少人数での「メディアランチ会」の開催です。Forbes Japanの編集者とは、このランチ会がきっかけで信頼関係が生まれ、後に特集記事につながりました。

また、SNSでの情報発信も重要な役割を果たしました。LinkedInでは業界のトレンド分析を定期的に投稿し、専門家としての立ち位置を確立。これが、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のコメンテーター出演につながったのです。

メディア露出は量だけでなく質も重要です。露出回数を追うよりも、ターゲットとなる顧客が接触する媒体に絞って深い関係を築く方が、結果的に大きな成果につながりました。これらの戦略は特別な予算がなくても実践できる方法ばかりです。

2. 起業初年度でテレビ・雑誌・ラジオを制覇!費用0円で実現した露出術の全て

起業初年度にメディア露出100回を達成するには戦略的なアプローチが不可欠です。私の場合、テレビ・雑誌・ラジオという主要メディアを徹底的に攻略し、しかも広告費を一切かけずに実現しました。

最初に取り組んだのは、プレスリリース配信サービスの活用です。無料プランを提供している「PR TIMES」や「ValuePress!」を利用し、ニュース性の高い情報を定期的に発信しました。ポイントは見出しの工夫と、「なぜ今」この話題が重要なのかを明確にすること。社会トレンドと絡めた内容にすることで、記者の目に留まりやすくなります。

次に効果的だったのは、HELP YOU(ヘルプユー)というサービスへの登録です。これはメディアが求める情報や取材対象者とのマッチングサイトで、登録は無料。テレビの情報番組やラジオの生出演につながりました。

さらに地方メディアを狙う戦略も奏功しました。全国区の大手メディアよりハードルが低く、一度取り上げられると連鎖的に他のメディアからも声がかかるようになります。地元のケーブルテレビの経済番組からスタートし、そこから地方紙、さらに全国紙の地方版へと展開できました。

SNSの戦略的活用も見逃せません。特にTwitterでは業界のインフルエンサーや記者とのつながりを意識的に構築。彼らが興味を持ちそうな専門的な情報を定期的に発信し、徐々に「この分野の専門家」としての認知を獲得していきました。あるテレビディレクターからは「Twitterでの発信を見ていて、ぜひ番組に」と直接オファーをいただいたこともあります。

また、メディア掲載の相乗効果を最大化するために、一つのメディアに取り上げられたら即座にその実績をプロフィールやウェブサイトに反映。「◯◯に取り上げられた企業」という肩書きは、次のメディア露出への強力な足がかりとなりました。

意外と見落としがちなのが、メディア関係者との関係構築です。一度取材を受けたディレクターや記者とはその後も定期的に情報交換を続け、新企画の相談に乗ることも。彼らの仕事を助ける存在になることで、次の企画でも真っ先に声がかかる関係性を築けました。

費用をかけずにメディア露出を増やすには、「与える価値」を常に意識することが鍵です。視聴者や読者にとって有益な情報、世の中の課題を解決するヒント、専門的な知見など、メディアが欲しい「コンテンツの価値」を提供できれば、広告費をかけずとも取り上げられる機会は必ず訪れます。

3. 「断られても100社にアプローチ」- メディア掲載率90%超えを生んだ私の企画書作成法

メディア掲載を勝ち取るためには、圧倒的な数のアプローチと質の高い企画書が不可欠です。私が実践した「100社アプローチ戦略」と90%を超える掲載率を実現した企画書作成法をお伝えします。

まず大切なのは、メディアごとに完全カスタマイズした企画書を用意すること。テンプレートを使い回すのではなく、各メディアの読者層や過去の記事傾向を徹底的に分析しました。例えば、経済誌向けには数値やデータを重視し、ライフスタイル誌には感情に訴える要素を盛り込むといった具合です。

企画書の構成は以下の5つが鉄則でした:
1. 冒頭の3行で編集者の興味を引く強烈なフック
2. 読者にとっての明確なベネフィット
3. なぜ「今」取り上げるべきかのタイミングの妥当性
4. 競合他社にはない独自性・新規性
5. 具体的な切り口の提案(見出し案まで用意)

特に効果的だったのは、各メディアの過去6ヶ月の人気記事を分析し、そのパターンを踏襲した企画を提案したことです。例えば、Forbes JAPANでは「5つの○○」というリスト形式の記事が人気だったため、同じ形式で提案したところ採用率が大幅に向上しました。

また、メディアからの断りメールを徹底分析し、改善点を見つけ出す習慣も効果的でした。最初の20社は断られ続けましたが、その理由を分類・分析し、企画書を改良し続けたことで、最終的には掲載率90%という結果につながりました。

さらに、アプローチ方法も工夫しました。編集者へのDMは火曜日の午前中、プレスリリースは水曜日の午後2時と、反応率の高い時間帯を徹底的に検証。また、件名は「30文字以内・数字入り・質問形式」という法則を守り、開封率を40%以上に保ちました。

「断られても100社にアプローチ」という姿勢こそが、メディア露出成功の鍵です。最終的には断られることを恐れず、常に改善し続ける粘り強さが、起業1年目でのメディア100回露出という結果を生み出したのです。

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